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美容効果

ここでは、カイロプラクティックを始めとした手技療法のアプローチによる付帯効果としての美容効果について、いくつか挙げてみます。

カイロプラクティックによる美容と健康

カイロプラクティックを始めとした手技療法によるアプローチでは、何らかの症状の原因の根治や、自然治癒力の正常化を目的としますが、付帯効果として美容効果もあります。

この美容効果を主目的とするクライアントさんはいらっしゃいますし、お応えしたいと思います。

顔や身体の形状的な外観や、肌の質感としての外観、いずれにしてもご自身の身体の外観を美しく保つ事が美容ですから、身体の内部から、そして全身から、自然体をつくり上げていく事が、美容の土台となり、真の美容であると思います。

食事や生活習慣も大事な事です。そしてカイロプラクティックを始めとした手技療法も是非、美容の一環として取り入れて頂きたいと思います。美容と健康は一体であると思います。その両方を手に入れましょう。

カイロプラクティックによる骨格系の美容

まず、骨格の歪みと、美容についてお話しします。骨格の歪みは、まず、それ自体が外観として気になる所でしょう。

背骨を例にしてみます。背骨を横から見ると軽度のカーブを描いています。この軽度のカーブは生理的弯曲といって、自然体の状態であり、自然美です。この自然体が崩れた状態、例えば骨盤が前傾し、腰椎の反りの弯曲が強くなり、胸椎と下部頚椎の前曲がりの弯曲が強くなり、上部頚椎の反りの弯曲が強くなる状態。これは、でっちりで、反り腰のお腹ぽっこり、猫背と首猫背、頭部の前方移動の姿勢です。これは自然美が損なわれた状態です。また、この様に弯曲が強くなると身体が上下方向に圧縮されたように縮んだ状態になります。これは身長が縮んでいる状態です。身長が縮む原因は、椎間板の水分が失われて圧縮されているという事もあります。

そして想像してみて下さい。身長が縮んだ状態で身体を正面から見た時に、縦と横の比率で、縦の長さが縮む事で太って見えないでしょうか?また、縦方向の頭と頭以外の比率で、頭以外の比率が縮む事で頭が大きく見えないでしょうか?これは「見え方」によって、そう見えてしまうという事です。

つまりカイロプラクティックによる、背骨を生理的弯曲にする矯正を始めとした骨格、そして椎間板を自然な状態に矯正する事は、すっと真っすぐに立つ自然美、そして、「見え方」によって、よりスマートに、より頭が小さくみえるといった、付帯効果としての美容効果が期待できます。

カイロプラクティックによるO脚矯正、下肢の美容

身体的な外観、そして美容の観点から、O脚を気にされる方も多くいらっしゃいます。O脚は膝関節の内反という状態で、両膝の距離が広がり、隙間が出来て、両足がアルファベットのOの字を形づくっています。字際には菱形に見えるでしょうか。逆に膝関節が外反の状態で、両膝の距離が狭まり、くっ付いて、両足がアルファベットのXの字を形づくっている状態がX脚と呼ばれます。両者ともに美容の観点から、気にされる方が多いですが、ここではO脚をピックアップしてお話ししたいと思います。

O脚の簡単な見分け方は、踵とつま先をくっ付けて立ち、膝と膝の間の隙間に指が何本分入るかを見ます。人差し指と中指の2本分がギリギリ入る所、つまり指2本、もしくは指2本分以上の隙間が開いている状態がO脚という目安です。O脚だと思い込んでいた方が、この簡単な見分け方でO脚ではなかったというケースもありますので試してみて下さい。

また、O脚には構造的なO脚と、姿勢的なO脚があり、構造的なO脚は先天的な骨の構造によるO脚であり、その人にとっての自然体です。姿勢的なO脚は後天的な姿勢の癖によって骨と骨の位置関係にズレが生じて出来たO脚です。カイロプラクティックなどの手技療法によって、矯正が可能で、美容の観点からも要望にお応え出来るのは姿勢的なO脚です。姿勢的なO脚では、反張膝と股関節内旋、が組み合わされている事が多いです。反張膝とは膝が反っている状態、股関節内旋は内股です。関節のズレは連動しますので、やはり全体を診た上で矯正していく事が必要となります。

また、姿勢的なO脚が長年に渡って持続される事で、骨の変形によるO脚になると、これは構造的なO脚であり、膝の変形性関節症です。これは基本的には矯正不可です。アプローチする方法はありますが難しいケースとなります。つまり、美容の観点だけでなく将来的に膝の変形性関節症とならない様に、予防としての姿勢的なO脚矯正が重要であるといえます。

カイロプラクティックによる自律神経への影響と美容効果

前項までは、骨格系の歪みに起因する「見え方」により損なってしまう外観と、骨格矯正による美容対策、効果についてお話ししました。次に骨格の歪みによって起こる身体の内部的な不具合と、その美容対策、効果についてお話しします。

太り易い体質は美容の大敵であると思いますが、例えば内臓脂肪は、ウエストのくびれを埋める様に、腹部にぽっこりと付きます。内臓脂肪を含め、脂肪は自律神経の乱れ、特に交感神経の働きが低下する事で付きやすくなります。脊椎関節の要所要所に起こるズレを矯正し、背骨全体の歪みを矯正する事は、神経を流れる電気信号の流れを阻害する詰まりを解消し、正常化させる目的と効果があります。これは自律神経である交感神経と副交感神経のリズムの乱れを解消し、正常化する効果があり、これは交感神経と副交感神経がそれぞれ正常に働く効果であるといえます。

交感神経の正常な働きと脂肪の燃焼は、次の様な関係性です。交感神経の働きにより、リパーゼという酵素が活性化されます。このリパーゼの働きによって脂肪は遊離脂肪酸とグリセロールに分解されます。この時、遊離脂肪酸を燃料として燃焼し消費する事が出来ます。その為にはウォーキングなどの有酸素運動などが良いでしょう。カイロプラクティックと運動を取り入れるとダイエット効果が高まります。これもまた美容効果が高まるという構図の一端です。

補足としまして、遊離脂肪酸は燃焼されない場合は肝臓に取り込まれ、再び脂肪としてストックされます。また、ここで述べている内臓脂肪を含めた脂肪とは中性脂肪の事で、中性脂肪は身体にストックされた補助燃料です。そして中性脂肪を直接燃焼する事は出来ません。リパーゼによって遊離脂肪酸に分解する必要があるので、その為の交感神経の正常な働きが必要であるという訳です。

カイロプラクティックによる基礎代謝の向上による美容効果

基礎代謝とは内臓の機能や、体温の維持など、生体が生きていく為に必要最低限のエネルギーを常時、発生させる為の営みです。ここでは基礎代謝が向上する事によるダイエット効果、美容効果についてお話しします。

骨格系の歪みは、筋肉や筋膜、内臓や間膜などの柔らかい組織、これを軟部組織といいますが、この軟部組織の圧縮、短縮、そして癒着を伴います。例えば既述しました、骨盤の前傾と股関節の内旋は多くの場合連動します。お腹が突き出て、でっちりに見えたり、O脚を形成したりします。

この時に大腰筋の下部繊維や腸骨筋などは短縮して、筋膜は癒着している状態になります。また骨盤内にある臓器、子宮や卵巣は下垂し易く、間膜は癒着している状態になります。筋肉を覆う筋膜や内臓同士を繋ぐ間膜の癒着は、間質液の循環、すなわち体液循環を阻害するので代謝の低下となります。代謝は体液を通して行われるからです。

また、代謝とはエネルギーを発生させる営みですが、そのエネルギー源には脂肪も含まれます。つまり脂肪の燃焼も低下して太り易くなるという事です。

カイロプラクティックによる骨格の矯正は、この様な膜組織、軟部組織の圧縮、短縮、癒着を解消し、基礎代謝によるエネルギーの発生を正常化させ、太り易い原因を、また1つ解消する事が出来るのです。是すなわちダイエット効果、美容効果です。

カイロプラクティックによる筋力低下の改善と美容効果

筋力低下の改善とダイエット効果、美容効果についてお話しします。

骨格系の歪みに伴って、伸長している筋肉では、筋力低下が起こります。これは骨格系の歪みに伴う筋肉の長さのアンバランスによります。

また、骨格系の歪みに伴う内臓の機能低下では、機能低下した内臓に関連する筋力低下が起こります。これはカイロプラクティックの1つ、AK(アプライド・キネシオロジー)でいう内臓の機能低下に伴う対応筋の関連性です。

つまり、骨格系の歪みや内臓の機能低下があると、一部の筋肉が筋力低下を起こして、筋肉が付きにくい状態になるといえます。筋肉は脂肪の燃焼装置ですから、筋肉が付きにくいと筋肉量が減った状態となり、やはり脂肪を燃焼しづらく、太り易くなるといえます。

ですので筋力低下に対して、カイロプラクティックによる骨格系の調整から、筋肉の長さのアンバランスを解消させる効果、そして内臓の機能低下を改善させる効果によって、筋肉の付きにくい状態を改善させる事が出来ます。また、筋膜リリースによって筋膜にアプローチしたり、オステオパシーの内臓テクニックによって内臓の間膜にアプローチする事も有効です。あるいはAKによる経穴やチャップマン反射点などの反射点を使った内臓へのアプローチなど。手技療法によって、筋肉の付きにくい状態を改善させる事が出来ます。

その上で筋トレなどを組み合わせると効果が高いでしょう。筋トレもバランスが重要です。筋骨格系のバランスに関わるからです。自然体としての筋肉の付き方も自然美であり、真の美容の1つであると思います。

ここまでの美容に関するお話で、必要な事を以下にまとめます。

 

1.脂肪を燃焼させる筋肉をバランスよく付ける筋トレ。

2.脂肪を燃焼させる為の有酸素運動。

3.1と2の土台づくり、そして骨格系の見た目を自然美とする、手技療法によるメンテナンス。

 

となります。

頭蓋骨矯正と美容効果

美容の一環として小顔矯正を取り入れている方、もしくは取り入れたいと考えている方も多くいらっしゃると思います。

このページの序盤でお話ししました様に、「見え方」によって顔は小顔に見えます。人間の目は必ずしも「実際の大きさ」を認識している訳ではありません。比率によって大きく見えたり小さく見えたり、他の比較対象によって大きく見えたり小さく見えたりします。骨格系を矯正する事で顔以外の、身体がすっと伸びる事によって、顔は比率として小さく見えます。この「見え方」によって「小さく見える事」は、実際に「少し小さくなる事」よりも、小さく見える効果は大きいでしょう。これは「見え方」による効果の大きさでもありますが、もう1ついえる事は、顔の骨である顔面骨を含めた頭蓋骨が、そんなに小さくはならないからです。例えば水が入った水風船を小さくしようと思ったら、風船の水を抜けば小さくなりますが、頭蓋骨の構造が、その様なイメージで小さくなる、という構造になっていないからです。

無理な小顔矯正では頭蓋骨が陥没して戻らなくなったり、顔面骨や表層の頭蓋骨のみを動かそうとして逆に頭蓋骨の内部、脳底部分が、より歪む事により頭痛などの不調が出る事もあります。頭蓋骨内部には脳や脳神経などのデリケートで精密な器官が収まっていますので、美容のみを追求したアプローチは時にリスクを伴います。

頭蓋骨矯正のパイオニアである、オステオパシーによる頭蓋骨矯正では、頭蓋骨の構造と機能を自然、且つ正常な状態に整える事を目的としながら、頭蓋骨がシンメトリー、球体に近付く事により、容積が少し小さくなるという効果や、シンメトリー、球体に近付く事による、自然美から顔がシュッと小さく見える効果は大きいと思います。この様に、オステオパシーによる頭蓋骨矯正では、付帯効果としての小顔、美顔などの美容効果があります。

またオステオパシーに於ける頭蓋骨矯正では、脳や脊髄に栄養を送り、老廃物を排出する脳脊髄液の循環を回復させる効果、目的がありますが、脳脊髄液の循環は体液循環の動力となり、基礎代謝の向上に繋がります。これによって太りにくい体質となる効果が期待出来ます。この事も付帯効果としての美容効果といえます。

手技療法による肌への美容効果

内臓の不調は肌にも悪影響を与えます。手技療法による骨格系へのアプローチを通じて、内臓の機能向上に繋がります。勿論、内臓の間膜や内臓の反射点へのアプローチも内臓の機能向上に有効に働きます。身体の内部から肌を自然美の状態に整えていくというイメージです。

東洋医学では、肺と大腸と皮膚を繋がりとして診ます。皮膚とはつまり肌の事です。肺と大腸の状態が皮膚の状態に影響するという事です。経絡でいうと肺経と大腸経へのアプローチが有効です。

多くの方は、腹式呼吸でなく胸式呼吸となり易く、胸式呼吸では横隔膜の上下動が起きにくくなります。女性の場合、骨格系の全体の歪みの兼ね合いで、肋骨に取り囲まれている鳥籠状の胸郭が全体的に圧縮されて、胸郭の内部が窮屈な状態となっています。これら横隔膜と胸郭の状態から、肺は窮屈になり呼吸は浅くなります。また、内臓には、その内臓自身の自発的な動きである自動力と、その内臓以外の器官の力を借りた動きである可動力があります。大腸の自動力は蠕動運動(ぜんどううんどう)です。可動力としては例えば横隔膜の上下動、つまり腹式呼吸になります。この様に骨格系の歪みや、胸式呼吸による横隔膜の動きの低下によって、肺や大腸の機能低下は起こり易くなります。前述の様に東洋医学的な観点では、肺と大腸の機能低下から皮膚への悪影響となります。ですので骨格系や横隔膜へのアプローチ、腹式呼吸などのセルフケアなどが回りまわって皮膚への好影響、美肌効果となり得ます。

それから腸内環境も重要です。東洋医学的には、肺、大腸、皮膚は、五行でいう所の金に属し、金の属性に適応する食なども選定する事が出来ます。いずれにしても腸内環境を整える上では、食の観点からの生活習慣の改善が有効です。

食の改善から腸内環境を改善し、皮膚への好影響、美肌効果となります。

食に加えてファスティング。これは腸内のデトックス効果、更に進むと身体全体のデトックス効果、そして病変組織を洗い流す自己融解へと進み、身体の健康状態と共に、美肌効果としても有効です。

この様に、カイロプラクティックを始めとした手技療法の付帯効果として、様々な美容効果があります。そして、この美容効果は、自然美による真の美容効果であると思います。

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